M1951フィールドコートを1piu1uguale3のフィルターを通して再構築。 WW2では活躍の場が少なかったが、1950 年に始まった朝鮮戦争では 冬の戦いで大量に使用された51PARKA WW2後に開発採用された最初のパーカはM1948パーカー。 パーカー・タイプ・オーバーコートのように前開きデザインを採用し 前合わせはブレス・スタッド・ファスナーとジッパーで閉じるタイプ このパーカーのデザインはその後にアメリカ軍が使用する パーカーの原型というべき存在です。 この M1948 に代わって採用されたのがM1951パーカーで 陸軍の亜寒帯、寒帯ユニフォームの一環として開発されたものです。 この時期に採用された亜寒帯、寒帯ユニフォームは 気温に応じて重ね着(レイヤーシステム)を行い 暖かい空気が外に逃げていかないようにすることが目的です。 本モデルはこのM1951パーカーを大幅に解体/再構築し 都会的でラグジュアリーに仕上げています。 サイズ感はウエストとポケット口に設けられた スピンドルを絞り着用する設定で今までになくルーズなAラインシルエットを採用。 そのため実物の実用的なフラップポケット部をシーム利用のポケットに変更。 カーキ素材にはデッドストックのコットンエステルサテンを採用。 デッドサテンは現地アメリカに滞在中のテキスタイルディーラーが デッドストックの素材を奇跡的に発見。 現存するこの素材を全て仕入れることで 毎シーズン1piu1uguale3コレクションにて使用。 完全限定生産の希少性を持つファブリックを使用したアイテムです。 ブラックに関しては朝鮮戦争 (1950-1953) 中に採用された M1951FJバックサテンをリプロダクト。 M1943FJと同様に幅広い気候条件に対応すべくレイヤー(重ね着)システムが採用され 強度と可動性が求められて開発された双糸使用の素材です。 M65カーゴパンツの前身であるM51やモッズコートと呼ばれる M51フィールドコートに使用された素材です。 ライナーに装備したファーには野性味溢れる毛足の長いFOXファーを選定。 現在はすべて養殖で毛丈は長毛に属し刺し毛は長く銀色と黒色があります。 このシルバーFOXをブリーチし白にしたものを使用しています。 当時の国家事業としてのミリタリーアイテムは 現在の量産体制では考えにくい、強度だけでなく 高度な技術と手間をかけたものであり ミリタリーシリーズを展開するにあたり職人の技術と知識を集約して 細部に至るすべての仕様を作り込んでいます。 フードの淵にはフードの形を整える事が出来るように オリジナル同様に針金を内蔵、オリジナルディテールとして 各シームにはたこ糸を忍ばせ立体感を演出。 オリジナルに忠実な縫製仕様を再現した上での さらなるディテールの追加は量産体制ではあり得ないクチュール縫製です。 ミリタリーアイテムに曲線の多い立体製図・立体縫製の 113originalマニピュレーションを用いることは本来縫製上非常に困難になります。 それは効率と実用性を重視した国家事業とプライベートな オートクチュールの技術という相反する技術を両立させることになるからです。 他のコレクション同様に最高級の異種素材を組み合わせることで デザインと縫製を際だたせ、素材感を最大限に引き出しています。 ドット釦・釦・スピンドル先の弾丸チップ・アイレット すべてにブランドロゴ入りのオリジナル附属をふんだんに使用。 機能性重視のミリタリーに最新モードの息吹を吹き込み ミリタリーの持つ強さと上品さを兼ね備えた まさに最強であり別次元の< GATHERED MODS >の誕生です。
60's us dead stock satin outer:cotton65%,nylon35% other:wool90%,nylon10% lining:cupra100% other2:fox lining:cupra100% rib:acrylic63%,wool27%,nylon8%,polyurethane2%
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