キャッシュウールを贅沢に使用した12G(ゲージ)のハイゲージニットです。
タートルネックとクルーネックの2型をご提案します。
前身は片畦編み、後身はベビーケーブル編み、袖は天竺編みと異なる3種の編地を採用。
ブランドのアイコンである「折鶴」を左胸に同色で立体的に刺繍しています。
また、袖口、裾のリブ上に矢振り柄を入れることで飽きの来ないシンプルな
デザインの中にもアクセントを加えています。
真冬のインナーとして最適な逸品です。
素材
CASHWOOL
BY ZEGNA BARUFFA
【 CASHWOOL / ZEGNA BARUFFA 】
イタリア ZEGNA BARUFFA社 CASHWOOL Nm.2/30 100% MERINO EXTRAFINE WOOL
「 CASHWOOL 」はオーストラリアの厳選された最高級の羊毛、
エクストラファイン(19.5マイクロン)を原料とし、ゼニア・バルファ社で開発されたウールです。
特殊加工により、防縮糸ながら「カシミアのような」柔らかさ、ふくらみ、光沢を実現し、
メリノ・ウールの最高品質ニット糸として世界中で認められています。
ウールの歴史は長く、人間の衣料原料として大昔から使用されてきました。
近代になってからは、良質のウールを生産するためにオーストラリアをはじめとする
羊毛産地で品種改良が重ねられ、
百年以上もの時をかけて現在の細番エキストラファイン・ウールが作り上げられました。
また、羊毛紡績各社はその実用性を高め、
縮みや色落ち、毛玉(ピリング)などの欠点を改善して、羊毛のもつ柔らかさ、
暖かさ、風合いなどを実現する技術に取り組んできました。
ウールの縮みを防ぎピリングを起き難くするには、羊毛の表面にある「スケール」と呼ばれる
ウロコ状の凹凸を取り除く必要がありますが、従来の塩素処理(クロイ加工)では
羊毛の表面を削り過ぎてしまうため、ふくらみが失われ、
硬くてドレープ性のないものになっていました。
ゼニア・バルファ社の開発した防縮加工は、羊毛の表面をほとんど削らずに
「スケール」だけを除去するため、ふくらみや弾力性などを残したまま防縮性、
抗ピル性を向上させることを可能にしました。