NEW M-65
本日は、18SS新作からエレガントでスポーティーな
new m-65を紹介します。
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デザインをヨーロッパで生まれた製図法の技術を落とし込むことで
デザインを損なうことなく現代のミリタリー
<MANIPULATION 113 MILITARY >
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cord : MRB292 POE061
size : Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ
¥85,000+TAX
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経糸横糸ともに30dのナイロンとポリエステルの混紡糸を使用した
タフタを選定し無骨なミリタリーアイテムをスポーティーに仕上げた企画
ナイロンは正式にはポリアミド(PA)といい樹脂の弱点でもある耐熱性を改善した原料で
汎用エンジニアリングプラスチック(エンプラ)に分類される高機能樹脂の一つである
打ち込み本数はタテ260×ヨコ165のマットな質感、
上品な微光沢が高級感を演出し60g/m2という軽さも特徴の素材である
タフタとはペルシア語で「紡ぐ」あるいは「撚糸(ねんし)で織った」を意味する
「taftah」に由来する平織地に横畝のある薄い絹織物の一種
日本語では琥珀織に似ることから薄琥珀(うすこはく)とも呼ばれ
元々は絹織物であったがその後、他の素材でも作られるようになった
先練りにした生糸のうち細いものを経糸に太いものを緯糸にして
織りだすもので経糸は緯糸より本数が多く2倍ほどになる
この太い横糸がごく細い粗い畝を表面に浮き出させており地には張りがある素材である
本企画にはミリタリーアイテムの代名詞とも言えるジャケット2型とパンツの3型を用意
ジャケットは幅広い気候条件への対応を目的として開発されたM1943とその後の
完成型と言えるM1965を再構築
両者とも細部に至るまで手の込んだ拘りを満載したタフジャケの名作である
特徴的なデザイン・ディテールは細部まで一切の妥協をせず作り込みパターンメイキングと
縫製技術を持って 新たなレベルに到達させている
アメリカ軍の服装は第一次大戦からほぼ変わることなく第二次世界大戦に参戦、実戦の中で
多くの不都合が生じてきた
その一番手に上げられたのがフィールドジャケットだった
フラップ止めの大きなポケットが両胸と腰部分に合計4つあり腰はドローコードで調節し
フィット性を高め衿は開襟でも閉じても、あるいは衿を立てれば外気の侵入を防ぐことができた
また袖口はふたつのボタンで調整できることも、温度調節や運動性に優れていた点だった
M-43フィールドジャケットは第一特殊作戦部隊によって南イタリアでテスト採用され
その後問題点を改修しノルマンディ上陸作戦の後から順次採用が開始
その後の軍隊の衣料そのものを大きく変えてしまう程のインパクトがあり
歩兵のみならず陸軍全軍が支給対象になったモデルである
一番の特徴であるレイヤー(重ね着)の考え方が現在のアウトドアー衣料の基本になり
この時に完成したと言ってもいいディテールである
“ M-65 Field Jacket ” は1965年に正式採用され米軍が開発した
数多くのミリタリーアイテムの中にあって最高傑作の一つである
裏地には体温上昇と汗の嫌悪感を解消するクールマックスを選定
汗をため込んだままのウエアは体温調節を狂わせるため吸収した汗を素早く蒸発させ
体表温度を快適に保つ必要がある
インビスタの高機能ファブリック「クールマックス」は肌触りがソフトで
軽量で通気性も有る機能素材である
パンツはあらゆるフィールドパンツを検証しアメリカ軍にて
採用されていたタイプをデザインソースに構築
特徴的なカーゴポケットは米軍タイプのタックの入ったスナップボタン留めを採用
腰のポケットは60年代に採用されたジャングルファティーグパンツ同様のフラップの無いタイプ
バックポケットもスマートな印象を醸し出す両玉縁ポケットを装備している
フロント、バックポケット1PIU1UGUALE3オリジナル本水牛釦を採用
エレガントでスポーティーなミリタリーパンツとなっている
繊細な線と美しいボディーラインはいわゆる平面製図の紙上だけで数値に基づいて
作られる型紙では表せられるものではなくミリタリーの象徴である
デザインをヨーロッパで生まれた製図法の技術を落とし込むことで
デザインを損なうことなく現代のミリタリー
<MANIPULATION 113 MILITARY >を完成させた
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