1930年代のポリスマンジャケットを、
1piu1uguale3のフィルターを通し再構築。
当時の警官は、ハーレーダビッドソンやインディアンモーターサイクルに乗って、
オートバイのジャケットを着用。
公式に許可された唯一の存在でした。
地域の警察署はそれぞれ独自の制服スタイルを持っており、
地元のレザーショップに、特別なオートバイのジャケットを注文していたのです。
これらのオーダーは、小さな革の店のためには非常に重要でした。
これらのジャケットが使用されるようになったのは、
1920年代のことでそのほとんどがシンプルな革のコートでした。
様々なスタイルは1930年後登場。
2つの穴が付いているパッチは、
警官のジャケットと一般的なものと異なるディテールで、
バッジを取り付けるための左胸に位置していました。
1970s-80sのジャケットの需要が少ない期間も、
高品質な馬革や牛革で作られていました。
空軍で言う所のA-2ジャケットのような警官のジャケットスタイルは、
シンプルながら機能的なものでした。
当時の警官用のジャケットは、
カスタムメイドならではの非常に高品質なものでした。
革にはINPELSA社のトップクォリティーの
ラムレザー「MASTERマスター」を使用。
スペイン、ピレネー山脈に生息する羊(エントロフィーノ)の
原皮を加工してつくられたMASTERは、
ヨーロッパ各国の主流ブランドメーカー
(ロエベ、ベルサーチ、アルマーニ、フェレ、ディオール他)から
第一級の評価を博しています。
背中の切替に選定した素材は、
英MOON社の家具用に特化したテキスタイルと、
JULES TOURNIER & FILS(ジュール・トゥルニエ・エ・フィル)という、
フランスの由緒あるファブリックメーカーのファンシーツィードを選定。
MOON社の素材は、元々ソファーの表地などに使用されるデザイン性に富んだ、
重厚なテキスタイルであり、13AWから定番の星柄を採用。
ファンシーツィードは、太くて柔らかく毛糸のような糸で織ったツイード。
糸の1本1本が鮮明に見え、ばら毛染めで多彩な色を使っているのが特徴です。
その後、CHANELが好んで使ったことから、
「シャネル・ツイード」と呼ばれるようになった素材です。
モール糸とリボンヤーンが織り込まれたとても華やかな素材です。
113 originalマニピュレーションによる面積移動により、地の目をずらすことで、
通常のパターンでは表現できない立体的なシルエットを構築。
実用的なデザインはそのままに、
ディテールバランスをミリ単位で再構築することで、
現代のライダースに昇華させています。
ドット釦にはブランドロゴ入りのオリジナル附属を使用。
実用性を重視した縫製が施され、
平面製図・平面縫製で作られているヴィンテージウエアに。
立体製図・立体縫製の113 originalマニピュレーションを用いることは、
ミシンの特性上、非常に難しいとされています。
これを可能にしたのは、縫製技術を最大限に生かすパターンと、
長年の経験と豊富な縫製技術を持つ数少ない職人。
そして、そのすべてを熟知し点と点を線でつなげたヴィンテージから、
最新モードまでを網羅したデザインによるものです。
機能性を重視したポリスマンジャケットに、
最新モードの息吹を吹き込み、
強さと上品さを兼ね備えた、まさに最強のジャケットが完成されました。
素材
master/moon red star
leather : lamb
body lining : wool 100%
sleeve lining : cupra 100%
other : wool 100%